2016ツール・ド・フランスさいたまクリテリム(大会紹介編)
先日のジャパンカップサイクルロードレースの紹介に続き、ジャパンカップの翌週に行われる『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』の紹介です。
昨年に続き、ツール・ド・フランスを連覇したクリス・フルーム選手の出場も決定しており、こちらも大注目の一戦です。
日本でマイヨ・ジョーヌが走る姿を観ることが出来るのはこの『ツール・ド・フランスさいたまクリテリム』だけ!!お見逃しなく!!
前回大会フルーム選手特集⇒『とことんクリス・フルーム!! 2015さいたまクリテリウム』
◉いつどこでやるの?
10月29日(土)にさいたま新都心に設けられた特設コースで開催されます。
《アクセス》
JR京浜東北線/宇都宮線/高崎線 さいたま新都心駅からすぐ
JR埼京線 北与野駅から徒歩3分
メインレースのクリテリウムの他、個人タイムトライアル、ポイントレースと3つのレースが同日に行われます。
また、午前中には体験走行(さいたま市民限定)も開催されるので、観るだけでなくも参加して楽しむことができます。
体験走行の応募はこちら
《タイムスケジュール》
13:10~13:45 個人タイムトライアルレース
14:00~14:30 ポイントレース
15:00~16:15 クリテリウムメインレース
◉ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムってどんな大会?
世界最高峰のサイクルロードレースである『ツール・ド・フランス』の名をフランス本国以外で初めて冠して行われたレースが『ツール・ド・フランスさいたまクリテリム』です。
数あるサイクルロードレースの中で最高峰の位置づけとされるグランツール。
そのグランツールの中でもやはり『ツール・ド・フランス』は別格で、約190の国と地域でTV放映され、のべ視聴者数は35~40億人にものぼると言われており、その注目度はオリンピック、サッカーワールドカップと並んで3大スポーツイベント(※)と言われています。
※諸説あるので、『ツール・ド・フランス』以外の大会を指している場合もあります。
1903年に始まり今年で103回目を迎えた伝統あるレースで、毎年7月にフランスもしくは周辺各国からスタートし、パリ・シャンゼリゼでのゴールを目指すステージレースです。
現在は21のステージ(23日間)からなり、その年のコース設定よって多少異なりますが、最大3,500kmを走りぬく、まさに「フランス一周」という意味のその名にふさわしいレースです。
『ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム』は、そんなツール・ド・フランス100回大会の開催を記念して2013年に初めて開催されて以降、今年で4回目を迎えます。
世界のトッププロ選手を間近で観ることの出来る大会であるとともに、日本で唯一『ツール・ド・フランス』の各賞ジャージを着た選手が走る姿を観ることが出来る大会です。
2013年の初開催以降、実際に同年ツール・ド・フランス総合優勝者であるマイヨ・ジョーヌが毎年出場しています。
(13年、15年、16年クリス・フルーム、14年ヴィンチェンツォ・ニバリ)
◉どんなコースを走るの??
さいたまスーパーアリーナの内部と周辺の一般道で構成された1周3.1kmの特設コースで行われます。
第2回14年大会からさいたまスーパーアリーナの内部を走るコースへと変更され、昨年から周回方向が反時計回りから時計回りに変更されるとともに、スタート・フィニッシュ地点も変更されました。
また、周回方向とフィニッシュ地点の変更により、ゴールまで500mを切ってから2つの直角コーナーを通過するため、コーナーでの位置取り争いも勝敗を分けるポイントのひとつになるでしょう。
※14年大会までのコースではゴール前500mは一直線
使用するコースは全レース(個人タイムトライアル、ポイントレース、クリテリウムメインレース)同一です。
《個人タイムトライアル》
コース1周のタイムで争われます。
《ポイントレース》
個人タイムトライアルに出場しなかった選手が出場し、コースに設定されたポイントラインの通過順に応じてポイントが与えられ、完走後の総獲得ポイントで争います。
《クリテリウムメインレース》
全選手が出場し規定周回数での順位で争われます。