とことんロードバイク

アジア最高位のサイクルロードレース ジャパンカップ2017|観戦案内

さて、今回は前回の大会紹介編に続いて、初めてジャパンカップに観戦に行かれる方向けに、簡単ではありますが観戦場所、混雑状況、アスセス方法等について紹介していきたいと思います。
混雑状況等はあくまでここ数年の傾向ですので、今年も同様となるとは限りませんのでご了承ください。

 
 
 

●ジャパンカップクリテリウム

10月21日(土) ジャパンカップクリテリウム(宇都宮市大通り周回コース)

ジャパンカップクリテリウムはJR宇都宮駅もしくは東武宇都宮駅が最寄り駅でどちらからでもアクセス可能です。
JR宇都宮駅からの場合、スタート/フィニッシュラインのあるコース中央付近までは1km程歩く必要があります。

1周2.25kmnのクリテリウムコースほぼ全域で観戦可能ですが、コース自体が短く、駅前市街地ということもあり、最前列を確保したいということであれば遅くとも11時ごろまでには現地に到着している必要があります。
ただし、場所取りや14時のコース規制前の立ち止まっての観戦は場所取りは禁止されていますので、ルールを守って観戦を楽しみましょう。

また、当日は市営駐輪場11か所全てが終日無料開放されるので、自転車で来場される方は路上駐輪はせず必ず駐輪場に預けるようにしましょう。

 
 
ジャパンカップクリテリウムコースの特徴/展開

クリテリウムコースに含まれるコーナーは折り返し地点の2か所のみで全体的にはほぼ平坦なコースのため、目の前をハイスピードで選手達が駆け抜けるクリテリウムはスプリンター達による熱い闘いが繰り広げられます。
また、直線区間の高速走行だけでなく、コーナー立ち上がりの加速も注目ポイントのひとつです。

基本的には逃げグループを集団が射程圏に捉えながら、最後の2〜3周回でペースアップし逃げを捕まえ、スプリンターを牽引、ゴール前で発射、各チームのスプリンター達による集団スプリントという展開が予想されます
逃げグループの逃げ切りの可能性は限りなく低いと思われます。

 
 
 

●ジャパンカップサイクルロードレース

10月22日(日) ジャパンカップサイクルロードレース(宇都宮市森林公園周回コース)
ジャパンカップは 今年も宇都宮市森林公園で開催されます。
こちらはジャパンカップキリテリウムと違って、コース全域で観戦できるわけではなく、古賀志山頂から県道までの下り区間は立ち入り、観戦禁止ですのでご注意ください。

 
 
こちらはコース全長が長いこともあり、ゴール前を除き幾重にも人垣ができるといったことはありません。
古賀志林道は混み合いますが、レース開始後に行っても十分観戦できるスペースはあります。

 

 
特にコース後半の田野〜萩の区間などは観戦している方はかなり少ないので、混在を避けたい方にはおすすめです。
この区間は欧州のレースで見かけるコース脇でBBQとかが出来てしまいそうなくらい空いています。
※本当にBBQをやると怒られます。

 
アクセス方法はマイカー、定期バス、シャトルバス、自転車があります。
まずマイカーは無料駐車場が設けられていますが、数に限りがあること、また駐車場によっては会場からかなり離れているので、輪行で駐車場に止めてから自転車という方以外にはあまりお勧めはしません。くれぐれも周辺での路上駐車はやめましょう。

次に定期バスですが、こちらも本数が少なく、最寄りの停留所から会場まで30分程歩かないとならないのでお勧めはしません。
続いてシャトルバスですが、行き帰りともバス待ちの列が出来ますが、こちらは本数も多いので一番現実的なアクセス方法です。

 
 
シャトルバス運行経路↓↓
①JR宇都宮駅〜森林公園
②道の駅うつのみや ろまんちっく村〜森林公園
③ホテルニューサンピア〜森林公園
④栃木銀行総合グラウンド駐車場〜森林公園
時刻表はこちら

 
最後は自転車です。
最寄りの方や宇都宮まで電車もしくは自動車で輪行される方は自転車で会場までアクセス可能です。
ただし、駐輪場が激混みだったりします。。

ジャパンカップ会場の駐輪場


今年から駐輪場の位置が変わり会場脇から赤川りんご園跡に変更になりましたのでご注意ください。
また、りんご園から先のスタート/フィニッシュ地点〜古賀志林道への自転車の持ち込みは禁止です。

各アクセス方法に関する詳細(駐車場、駐輪場、定期バス時刻表、交通規制)はこちら

 
 
ジャパンカップコースの特徴/展開

何と言ってもコース前半の古賀志林道の登りと、テクニカルな古賀志林道からの下りがポイントとなります。
古賀志林道の登りは約1.1kmと短いものの、平均勾配9%、最大12%とも14%とも言われる急坂で、例年ラスト2周くらいからペースアップし足のない選手が振るいにかけられ、最終周回の登りでここを先頭で通過した集団の中から勝者が生まれるケースが非常に高い、一番の『勝負どころ』です。
下りもかなりテクニカルで落車が発生することもあり、登れて、速く下れないとゴール勝負に絡むことは難しいコースです。

 
前半は古賀志の上り下り、中盤は若干下り基調の平坦が続きます。コースの短縮により鶴カントリークラブ前の急坂はなくなりましたが、田野を過ぎたところから上り基調となり、萩の上りでも振るいがかかります。
ゴールは若干の上り基調で、集団から抜け出したグループの中でスプリント勝負になることが通例です。
逃げ切りや集団スプリントはほとんどありません。