とことんロードバイク

ツール・ド・フランス特集① ~ツール・ド・フランスとは?~

サイクルロードレース界最大の祭典

数あるサイクルロードレースの中で最高峰の位置づけとされるグランツール

そのグランツールの中でもやはりツール・ド・フランスは別格で、約190の国と地域でTV放映され、のべ視聴者数は35~40億人にものぼるとされ、
その注目度はオリンピック、サッカーワールドカップと並んで3大スポーツイベントと言われています。(※)
※諸説あるので、ツール・ド・フランス以外の大会を指している場合もあります。

7月4日に開幕するサイクルロードレース最大の祭典ツール・ド・フランスについて簡単に紹介していきましょう!!

 

2015年大会のステージマップ ©ASO

ツール・ド・フランスは1903年に始まり

今年で102回目を迎える伝統あるレースで、毎年7月にフランスもしくは周辺各国からスタートし、パリ・シャンゼリゼの
ゴールを目指すステージレースです。

現在は21のステージ(23日間)からなり、その年のコース設定よって多少異なりますが、最大3,500kmを走りぬく、まさに「フランス一周」
という意味のその名にふさわしいレースです。

 

アルプス山脈やピレネー山脈の険しい峠を越えて行く ©ASO

 

時にはアルプス山脈やピレネー山脈の峠をいくつも越え、1ステージの獲得標高が4,000mを超えることもある、、、

それなのに、休息日は21ステージの間にたったの2日!!

その厳しさ故、世界のトップクラスの選手たちでも完走できるのは約8割で、40人近い選手が途中リタイアしてしまうという過酷なレースです。

102回大会の今年は7月4日オランダのユトレヒトをスタートし、ゴール前でスプリンターの最速勝負が繰り広げられる平坦ステージ、
チーム・個人タイムトライアルステージ、険しい急坂続く峠を越える山岳ステージを乗り越えて、
3,360kmを走破した先にある栄光のパリ・シャンゼリゼのゴール(7月26日)を目指します。

栄光のパリ・シャンゼリゼのゴールを目指します ©ASO

 

関わる人の数も最大級

17のUCIワールドチームと5つのプロコンチネンタルチームの合計22のチームが参加し、1チーム9名なので、22×9=198名の選手によって争われます。

1つの試合にこれほど多くの選手が参加するスポーツもなかなかありませんが、人数が多いのは選手だけではないんです。

チームスタッフや主催者、審判、医療スタッフ、メディア等レースに帯同し一緒に各ステージを移動する人数は4,000人とも5,000人とも言われています。

 

 ツール・ド・フランスを見たい!!

そんなツール・ド・フランスですが、日本ではJ SPORTSさんが全21ステージ独占生中継をしており、今なら2週間お試し体験キャンペーンもやっているので是非チェックしてみてください!!

J SPORTさんのHPより抜粋

https://www.jsports.co.jp/cycle/tour/

チーム同士の駆け引き、ライバル同士のガチンコ勝負、アシスト選手たちのエースに対する献身的なアシスト、落車をして大けがをしてもなお諦めずに走る姿等、サイクルロードレースとしての魅力・感動的なシーンもいっぱいですが、日本ではとても見られない様な南仏の田園風景やアルプスの山々からの眺望、ツール・ド・フランスのために飾りつけられた街々やモニュメント、仮想した沿道の観客等サイクルロードレース以外の魅力もいっぱいです!!

あと、実況のサッシャさん、解説の栗村修さんの「我らワールド」コンビの見事?なロードレースから離れた内容での掛け合いも見どころのひとつです!!笑

※注 決してJ SPORTSさんの回し者ではないですよ!! あくまで一視聴者です!!