とことんロードバイク

みんなはどんなところを走っているの?:ロードバイクコース紹介

皆さんはロードバイクに乗るときどのような場所を走っているでしょうか?

家からすぐのところにサイクリングロードがある、手ごろな峠がある等、ライド環境に恵まれている方もいらっしゃるかもしれません。
筆者も自宅から荒川サイクリングロードまで約5分と、ロードバイクに乗るにはかなり恵まれた環境下にありますが、それでもやはりいつも同じところでは飽きてしまうというのが正直なところです。

 

では、実際どこ行こうか?
距離や獲得標高はネット調べられても、それ以外の情報がなかなかわからない。
出来ればそれ以外の情報も知っておいて効率よく走りたい。
とロードバイクに乗り始めた頃は常々考えていました。

「都心の住宅街に住んでいて普段は街中しか走れず、ロングライドをしてみたいが、どこを走ったらいいかわからない。」
「実際走ったらどんな感じなのかわからないので走破出来るか不安。」
といった同じ様な悩みをお持ちの初心者ライダーの方はいるのではないでしょうか?

 

そこで、これからロングライドや峠ライドにチャレンジしてみようという方の参考になればと思い、あくまで独断と偏見ではありますが、関東近郊のコースを紹介していきたいと思います。
コースといってもサイクリングロード等以外は基本一般道ですので、あくまで「こんなルートがありますよ。」というものです。
なお、輪行の場合、極力行き・帰りともに始発に乗ることが出来る路線・駅を選んでスタート地点としています。

初回の今回はどのような方法でコース紹介をしていくかをご案内します。
それぞれにコースについて最大6つの項目も設け、項目ごとに5段階評価をしていきます。
その際どのような基準で点数をつけていくかは以下の通りです。
感覚値な部分が大きく、個々人によって捉え方もかなり変わってくると思うので、あくまで参考程度で読んでいただければ幸いです。

 

▼筆者スペック
前述の通り、そもそも走った人の感覚で書いていきますので、まずは恥ずかしながら筆者のスペックを記載します。

ロードバイク歴:約5年
月間走行距離:最大5~600km(冬場は激減、0kmなんて当たり前。)
最大獲得標高:約1,800m
最長走行距離:約180km
好きなコース:激坂を含まない坂コース、具体的な目的地(眺望含む)等があるところ
ローラーやトレーニングのためのライド等はしておらず、あくまで趣味の範囲で気が向いた時に走っている、初心者に毛が生えたくらいのレベルのいわゆる週末ライダーと思ってもらえればよいかと思います。

走ることはもちろん好きですし、ある程度は速く走れるようになりたいなとは思いつつも、競技的思考やストイックに速さを追い求めるといった姿勢はなく、毎週末必ず乗るということもない、だいぶサボり気味のロード乗りです。

 

▼判定項目
・難易度
平坦コースは距離、山岳コースは全体の距離、登坂距離、勾配を基に判断します。
よって、コースの種別によって距離が同じでも難易度は異なります。なお、平坦、山岳のどちらに区分するかもあくまで筆者の主観です。

また、同じコースでも当然走行強度によって難易度は変わるわけですが、平地は平均30~32km程度のペース、山岳もあくまでマイペースでの登坂を基本としTT等は一切しません。

特に山岳コースは早く登ることに重きを置くか、登りきることに重きを置くかで難易度はかなり変わってきますが、登りきることに重きを置き、低速でもいいので登りきることが出来るか、否か、で難易度を設定しています。

 

・補給ポイント
コンビニ、自販機、商店等のボトルや補給食の補充が出来るポイントがどれくらいあるかで判断します。
補給のペースは人や季節によってまちまちと思いますが、1時間半~2時間に一度くらいのペースを基準とします。
あくまで小休憩程度での補給が可能なポイントに絞って判断するため、飲食店等は加味しません。

 

・飲食、休憩ポイント
該当コース沿いもしくは少し足を延ばせば立ち寄ることが出来るおすすめの飲食店や休憩ポイントがある場合は記載します。
ファミレス、ファストフード、一般飲食店等は含みません。

 

・眺望
山岳系コースの場合、峠の最高地点や山頂など、もしくはそこへ至るまでのコースでの眺望の有無と良し悪しで判断します。平坦コースの場合は項目設定しません。
せっかく苦労して登るなら頂上で綺麗な景色が見える坂を登りたいですよね。

 

・快適度
道幅(路肩幅)、自動車の交通量や大型トラックの多少、信号や車止め等走行の妨げとなるもの、路面の舗装状態などを基準に判断します。
もちろん走行中は常に周囲に注意を払うべきですが、その度合いの大小で快適度はかなり変わってくるかと思いますので参考指標として記載します。

なお、コース自体は出来るだけ頻繁に右左折を繰り返したりすることがなく、生活道路の様な迷う可能性のある道を避けて設定しているため、国道や比較的大きな都道府県道を走ることが多いですが、それらの中では交通量が少な目の通りを選択しています。

 

・達成感、充実度
厳しくとも達成感を味わえるコースや、ただ走るのではなく何か走る以外の目的(景勝地、グルメ、眺望等)を含むコースの方が充実したライドになると個人的には考えています。
必要以上に厳しすぎるコースはまた走りたいと思えない場合も多いので、基本的には適度な難易度のコースであり、これくらい走れた、これだけ登れた、こんなところまで行けた、あそこの店が美味しかった等、記憶に残る様なコースかどうかを元に判断しつつ、アクセスしやすく楽しめるコースを出来るだけ紹介していきたいと思います。